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ぷあぷあ保育園・トイレ設計考
2017年03月15日
保育園のトイレは単なる排泄の場ではない
トイレは大切な教育の場でもある自分の意思でトイレが上手に出来るという事・手が洗えるという事は
こどもの喜び・自信・成長に大きく関わるトイレトレーニングをサポートしやすい環境の提案
具体的には:
2歳児の男の子は小便する時、起立が不安定なため、小便の失敗がある
→キチンともてるバーがあるとよたつきが無く、失敗が少なくなる。2歳児の女の子は便座の上での座位バランスがまだ不十分
→座位のバランスをサポートできるバーがあると、安心して用がたせる。
(男の子の大便も同様)手すり・バーはお年寄りや身体に障がいをお持ちの方だけではなく
小さな子供たちの自立した生活をサポートできる大切な味方また、衣服の一部をずらして、大小便ができるようになれるのは3歳以上から・・・
その前は、衣服を脱いで→着るスペースが必要
もちろん立ったままはできないので、座っておこなう→床暖房を仕込んだ床の提案。この床を利用して着脱衣
トイレを一過性のスペースとしてデザイン処理をするのではなく
こども達の教室として考えた。